千葉県にある某巨大楽器通販サイトで発売前から注文していたにも拘らず大分品薄のようで、初回入荷には間に合わず、1週間遅れで到着しました。特にこのSILK DRIVEが一番人気のようで、各楽器店でも入荷日未定になっているようです。
数か月前に、開発元であるK社の知人に勧められていたので、発売即購入のつもりでした。SILK DRIVEはブティック系アンプのシミュレーターとの事ですが、ぶっちゃけ「ダンブル」ですよ。K社は比較用に本物のダンブル持ってるんでしょうかね?
簡単に紹介すると、このVALVENERGYシリーズ、数年前からK社(が開発してるVOX)が力を入れているNutubeを使った商品の流れのアンプシミュレーターです。シリーズは現在4種類。
SILK DRIVE:今回私が購入したもの。ブティック系アンプ(ダンブルだよね当然)
COPPERHEAD DRIVE:スタックアンプ系(マーシャルでしょ?)
CUTTING EDGE:ハイゲイン系(ケトナーとか?あまり知らんけど)
MYSTIC EDGE:何故かこれだけターゲットの固有名詞が明らかにされてるVOX VC30(当たり前か)
オーバードライブとして使うもよし、アンプシムとしてトランジスタアンプのエフェクトループに入れるもよし、キャビシムも付いてるのでDAWのオーディオインターフェイスに直接ぶっこむもよし(おいらはこの使い方)。ま、結構万能選手です。
リリース前の
山口和也氏のyoutube評ではべた褒め。Kemperとガチ対決できるレベルとの事で、おかげで全国的に品薄。影響力有りすぎでしょ?ま、おいらもそれ見て購入決めたわけですが。
届いて開封すると、大きさは思ってたより小さく感じます。MXRの標準サイズの一回り大きいくらい。このくらいならペダルボードにオーバードライブとして入れるにも問題ないですね。
早速音を出します。波形が出てくるの面白い!ギミックではあるんですが気分は良いですね、こういう仕掛けは。音は思っていた以上。MV50も持ってるので、Nutubeの音の感じは分かってましたが、いやーまいりました。買ってよかった。
色々試しましたが、音を出さずにチューブアンプの音を録るならお勧めです。個人的には、これに付いているキャビシム使うより、プリアンプモードで出して、ムーアのRader(キャビシム)通すのが最もリアルかなと思いました。
この手はSTRYMONのIRIDIUMが人気ですし、ハイエンドにはKemperがあります。あちらは色んな音が出せる強みはありますが、こちらは出せる音の狙いを絞って4機種に分けて価格を抑えたんでしょうね。色んな音を出さなければならないスタジオ中心のプロは必然的にKemperなんでしょうが、狙う音が予め決まってるならこいつがベストではないかと思います。何しろSTRYMONの半額以下、Kemperの1/10以下ですしね。
今まで私は、エフェクターサイズに強引に真空管を力業で突っ込んだこれを愛用してきたのですが、一度戦わせてみないといけませんね。Leney IRT-PULSEもう廃番になったっぽいので残念ですが、これも良い音しますよ。
私のバンドTime Leapsが現在レコーディング中なので、VALVENERGY使いたかったのですが、2nd faseには間に合わず、次のfaseで使用の予定です。
posted by minTwalker at 12:54
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